神速で字幕編集!テロップ大量生産テクニック

『字幕ってめんどくさくない?』

少し前まで放送局で番組編集を担当していた頃、ずっと思っていました。

その放送局では、Adobeのプレミア(映像編集ソフト)とPhotoShop(画像編集ソフト)で編集していて、
主にPhotoShopで字幕や字幕スーパーを作成してプレミア(映像編集ソフト)で全体を編集するというワークフローでした。
これがものすごく時間が掛かるんです。

PhotoShopで数百個も字幕を編集するのは正直しんどい。
そこでPCに自動でやらせようと思ったわけです。

ワークフローは本当に大事!!

端的に言うと、これだけで番組一本につき約1〜2時間の短縮になります。
ワークフローを見直せば、しっかり見直す時間も取れます。
編集の質も上がるし、自由な時間でリフレッシュもできます。
作業時間を短縮してクオリティーに時間を使いましょう!

手順の説明

さあさあ神速字幕作成方法をお伝えしましょう。
おおまかに分けると以下の5つのステップになります。

  • 1、字幕の元になるファイルを作成(PhotoShop)
  • 2、字幕にする文章データ作り(Excel)
  • 3、変数の設定(PhotoShop)
  • 4、”データセットからファイル”で一気に書き出し(PhotoShop)
  • 5、書き出した字幕をフォルダごと読み込み(FCPX or Premiere)

1、字幕の元になるファイルを作成(PhotoShop)

まずはPhotoShopで字幕をデザインしましょう。
今回はFullHD(1,920×1080)の動画に字幕を載せるので、
PhotoShopの設定は横1,920px 縦1,080px 解像度 72dpiに設定します。

まずはテキストのレイヤーを配置します。
字幕の入るテキストのレイヤーは”text”と名前を変えておきましょう。
仮の文章なので”ここにテキストが入ります”とかそんな感じでいいでしょう。

重要なポイント

①レイヤーの名前変更”text”(余計なスペースとか入れない!!)

②文章が長くなった時にどんな配置になるかを意識する。

③テキストのラスタライズはしない!(ラスタライズすると機能しません)

ひとまずフォルダを作って保存しておきましょう。

2、字幕にする文章データ作り(Excel)

続いて字幕にする文章を用意していきましょう。
ここではエクセルを使用します。

エクセルを開いて1行目の1列目にtextと入力しましょう。(これ大事!!)
2行目から字幕にする文章を打ち込んでいきましょう。

エクセル上の1セルに対して1ファイル分の文章を打ち込みます。
エクセル側ではフォントやデザインなどをむやみにいじってはいけません。(エラーの原因になります。)

全て打ち終わったら、まずはエクセルのファイル形式(.xlsx)で保存しておきます。
そのあと、PhotoShopと連動するためにCSV形式(.csv)で保存しましょう。

これでエクセル側の作業はおしまいです。

3、変数の設定(PhotoShop)

ここからが重要です!
PhotoShopで作った字幕のPSDファイルを開き、
イメージ/変数/定義…を選択します。

「レイヤー:」ドロップダウンリストから”text”を選択します。
「テキストの置き換え」のボックスをチェックし、
「名前:」を”text”と書き換えましょう。
”OK”をクリックしましょう。

続いてイメージ/変数/データセットを開きましょう。

「読み込み」をクリックして、先ほど用意したCSVファイル(.csv)を選択しOKをクリックします。
これでデータセットの設定は完了ですので、データセットのウインドウは閉じましょう。



4、”データセットからファイル”で一気に書き出し(PhotoShop)

ここからは一瞬です!
ファイル/書き出し/”データセットからファイル”をクリックします。

そして、保存先のフォルダを指定しましょう。
また保存後のファイル名と通し番号の設定を確認してください。

OKをクリックすれば、一気に字幕用のPhotoshopファイルが生成されます。

5、書き出した字幕をフォルダごと読み込み(FCPX or Premiere)

字幕ファイルの書き出しが終わったら、フォルダごと、編集ソフトのライブラリに投げ込んでしまいましょう。
FCPXの場合、キーワードコレクションとして、字幕フォルダを読み込むと便利です。

字幕はちゃっちゃと片付けよう!!

同じクリエイターのみなさん、字幕作業とか本当に面倒ですよね。
今回ご紹介した方法は、字幕のみならず、さまざまなクリエイティブに応用できるはずです!

ぜひ、PhotoShop+Excel連携を活用して、
クリエイティブなことに時間を使いましょう!!

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2 thoughts on “神速で字幕編集!テロップ大量生産テクニック”

  1. はじめまして。

    こちらの記事を参考にテロップを作成したところ、かなり時間が短縮されました!
    ありがとうございます!

    1つ質問なのですが、Premire Proで設定したレガシータイトルプロパティ(フォントのストロークや影の値)の設定値を
    Photoshopに反映させる方法はあるのでしょうか?

    Photoshopの書体等はそのままPremire Proに反映されますが、その逆は出来るのかと思いまして。

    と言いますのも、現在仕事で動画作成を請け負っているのですが、フォントの指示がPremire Proでのプロパティ値で受けています。

    Premire Proでのプロパティ値をそのまま手動でPhotoshopに入力出来ればよいのですが、
    ストロークのサイズ、光沢、影のスプレッドの値などをPhotoshopでどう設定して良いのかが分からず・・。
    (それぞれの項目を見つける事が出来ずにいます)

    Premire Proであらかじめ設定しているプロパティ値をそのままPhotoshopに反映させる事が出来ればと思いました。

    もし分かりましたら、ご教授いただけると助かります。

    1. コメントありがとうございます!
      お役に立てるか微妙なところですが、Photoshopでフォントのプロパティを設定する場合、レイヤースタイルを調整するものかと思います。
      もしくはCCライブラリを使ってPremiereからPhotoshopにプロパティを移行できるかもしれません。

      良いやり方が見つかりましたら、ぜひお教えください。

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